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ブルーシートは100均で十分?ダイソーのサイズ・値段と失敗しない選び方

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この記事の要点
  • 100均のブルーシートはダイソーの1.8m角110円が基本。1㎡あたり約34円で最安
  • 薄手のポリエチレン製で、屋根の応急処置や長期の屋外設置には向かない
  • レジャー・室内の養生・園芸なら十分。用途別の判定表で買う前に仕分けできる

去年しまったはずのブルーシートを広げたら、折り目からパリパリと割れてしまった。そんな経験はありませんか。

買い直すとき、真っ先に思い浮かぶのが100円ショップです。ただ「110円のシートで本当に足りるのか」は、店頭で袋を触っただけでは判断がつきません。

この記事では、ダイソー公式ネットストアに載っている商品サイズと価格をもとに、100均で買えるブルーシートを整理しました。そのうえで、100均で足りる用途と、ホームセンターの厚手品に任せるべき用途を仕分けします。

結論を先にお伝えします。レジャー、室内での作業養生、園芸の下敷きであれば100均のシートで問題ありません。一方で、屋根の応急処置や数か月間の屋外設置は、110円のシートが最も苦手とする場面です。

100均ブルーシートガイド

100均のブルーシートはどこで売ってる?取扱店と売り場

結論から言うと、主要な100円ショップにはほぼ置いてあります。それなのに「店内を一周したのに見つからない」という声が多い商品でもあります。

理由は、商品名が「ブルーシート」ではないからです。

ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツで買える

取り扱いが確認できるのは、ダイソー、セリア、キャンドゥ、ワッツの4社です。品ぞろえの幅はダイソーが頭ひとつ抜けています。

セリアとキャンドゥは1.8m×1.8mの2畳サイズが中心で、110円。ワッツには約180×225cmの2.5畳タイプ(220円)もあります。

ここで押さえておきたいのが商品名です。ダイソーでの名称は「ブルーレジャーシート」「レジャーシート(ブルー)」。キャンドゥでは「マルチブルーシート」と呼ばれています。

「ブルーシート」という札を探しても見つからないのは、そもそも売り場でその名前を使っていないからです。

売り場は2か所を見れば見つかる

探す場所は次の2か所に絞れます。

  • 行楽・レジャーコーナー(レジャーシート、ペグ、クーラーバッグの並び)
  • 工具・DIYコーナー(作業手袋、養生テープ、ロープの並び)

ダイソーの公式ネットストアでも、ブルーレジャーシートは「行楽・レジャー」に分類されています。まずはレジャー用品の棚から見るのが近道です。

それでも見当たらない場合は、季節による入れ替えが原因かもしれません。大判サイズは春の行楽シーズンと台風前に品薄になりやすい商品です。

大判サイズは全店舗に常時あるとは限りません。急ぎで必要なときは、ダイソーネットストアで在庫のある商品を確認してから店舗へ向かうと空振りを防げます。

ダイソーのブルーシート サイズと値段一覧【公式スペックで比較】

ダイソーのブルー系シートは、110円・220円・330円の3段階が基本です。まず公式ネットストアに掲載されている情報を並べます。

商品名表示サイズ公式記載の商品サイズハトメ価格(税込)
ブルーレジャーシート約1.8m×1.8m/2畳180cm×180cm四隅の4か所110円
レジャーシート3畳サイズ(ブルー)約180×270cm170cm×260cm4か所220円
レジャーシート(ブルー)約270×270cm/4.5畳260cm×260cm8か所330円

素材はいずれも本体がポリエチレン、ハトメがアルミニウムです。ハトメとは、紐を通せるように穴のふちを金具で補強した部分を指します。

110円・220円・330円で変わるのは「広さ」と「ハトメの数」

3種類の違いは、面積と固定しやすさに集約されます。厚みや素材はどれも同系統です。

330円の4.5畳タイプだけはハトメが8か所あり、ロープで四方向に引っ張れます。風の当たる場所で使うなら、この差は小さくありません。

逆に言えば、屋内で敷くだけの用途なら110円で足ります。値段が3倍になっても、防水性能が3倍になるわけではないからです。

1㎡あたりで比べると110円が最も割安

公式の商品サイズから面積を出し、1平方メートルあたりの単価を計算してみました。

110円の2畳サイズが1㎡あたり約34円で最も割安です。220円と330円はどちらも約50円前後で、単価はほぼ変わりません。

出典:ダイソーネットストア各商品ページの商品サイズと価格をもとに算出(2026年7月時点)

つまり「広い面積を安く覆いたい」なら、110円を複数枚買ったほうが割安になります。ただし継ぎ目から雨が入るので、水を防ぎたいときは大判1枚を選んでください。

「約270cm」表示でも実寸は約260cm

先ほどの表で気づいた方もいるかもしれません。商品名は「約180×270cm」なのに、公式に記載された商品サイズは170cm×260cmです。

これは100均だけの話ではありません。ホームセンターのコーナンで扱うPROACT #3000も、「1.8×1.8m」の商品で仕上がり製品サイズは約1.72×1.72mと記載されています。

ブルーシートは端を折り返して縫製するため、表示より仕上がりが一回り小さくなるのが業界の通例です。ものさしのようにぴったりの寸法ではない、と考えておくと安心できます。

「1.8m四方の場所をちょうど覆いたい」という使い方は失敗しやすい買い方です。覆いたい範囲より1サイズ大きいものを選んでください。

100均ブルーシートの実力|厚さ・防水性・ハトメ

「110円のシートって、どのくらいもつの?」というのが最大の疑問だと思います。ここを判断する物差しが「番手(ばんて)」です。

番手(#1000・#3000)という共通のものさし

番手は、シートの厚さと丈夫さを表す数字です。3.6m×5.4mというサイズにしたときの重さが基準になっています。

#1000なら約1kg、#3000なら約3kg。数字が大きいほど厚く、重く、丈夫になります。#3000で厚さは約0.25mmです。

番手位置づけ主な用途
表記なし・#1000以下軽量シート1回限りのレジャー、簡易的な目隠し
#1500〜#2000薄手屋内の養生、数日〜数週間の雨よけ
#2200〜#2500標準工事現場、家庭の日よけ・敷物
#3000厚手の定番屋外の資材カバー、防災用の備蓄
#4000以上超厚手中長期の屋外設置、屋根の養生

ここが肝心なところです。100均のブルーシートには、この番手の表記がありません。

専門店の解説では、番手表記のないシートや#1000クラスは「使い捨てと考えたほうがよい」とされています。100均品はこの区分に入ると考えるのが妥当です。

UV剤の入っていない#2500〜#3000で約6〜12か月、UV剤入りで約18か月、#4000で約36か月が目安です。番手表記のない100均品は、この表に載る手前の位置づけになります。

出典:ブルーシート専門販売店フクヨシ「ブルーシートの選び方」の使用目安をもとに作成。使用環境や天候で大きく変わります。

防水性は「水を弾く」レベルと考える

100均のシートはポリエチレン製で、水そのものは通しません。小雨や地面の湿り気を防ぐ用途なら実用十分です。

ただし、生地が薄いぶん強い雨に長時間さらされると弱ります。折り目や穴の周りから裂けが広がり、そこから水が入ります。

1日〜数日でしまう使い方なら、100均のブルーシートで問題ありません。

数週間から数か月、屋外に張りっぱなしにする使い方は避けてください。紫外線で生地がもろくなり、風で破れます。

ハトメは付いているが、数が少ない

100均のシートにもハトメは付いています。110円と220円は4か所、330円は8か所です。

厚手の業務用は1m間隔ほどでハトメが並びます。数が少ないと、1か所にかかる力が集中して裂けやすくなります。

風のある場所で使うときは、ハトメだけに頼らないでください。四辺を重しで押さえ、ハトメは補助と考えると長持ちします。

100均で足りる使い道、足りない使い道

ここまでの内容を、買う前の判断に使える形にまとめます。

使う場面判定理由
花見・運動会の敷物100均でOK数時間で片付けるため負荷が小さい
室内でのDIY・塗装の養生100均でOK紫外線も風も当たらない
植え替え作業の下敷き100均でOK土をまとめて回収でき、汚れたら買い替えやすい
荷物や自転車の一時的なカバー100均でOK数日程度なら実用十分
ベランダの目隠し(常設)厚手を推奨紫外線で数か月ともたない
屋根・外壁の応急処置厚手が必須#3000以上でないと風で裂ける
車のボディカバー代わり使わない擦れて塗装を傷めるおそれがある
防災用の備蓄厚手を推奨使う場面が屋外・長期になりやすい

100均が得意な使い方

共通しているのは「短時間」「屋内」「汚れ役」の3つです。

  • レジャーやイベントの敷物として、その日のうちに片付ける
  • 室内での組み立て作業や塗装で、床や畳を守る
  • ベランダでの植え替え作業で、土の飛び散りを受け止める
  • 引っ越しや大掃除で、荷物の仮置き場所をつくる
  • 切り分けて、収納ケースの中敷きや荷物の当て布にする

汚れたら気兼ねなく捨てられるのが最大の強みです。ここは3,000円のシートには真似できません。

100均では力不足になる使い方

  • 屋根や外壁の雨よけとして、修理業者が来るまで張っておく
  • ベランダや庭の目隠しとして、季節をまたいで張りっぱなしにする
  • 薪や資材にかぶせ、雨風から半年以上守る
  • 車やバイクのボディにじかにかぶせる

100均のシートは、いわば紙皿のような立ち位置です。一度きりの食事なら便利ですが、毎日の食卓には向きません。

台風・災害のときにやってはいけないこと

台風の翌朝、瓦がずれているのを見つけたとき。手元に100均のブルーシートがあると、つい自分で何とかしたくなります。

ここだけは、はっきりお伝えします。屋根には登らないでください。

屋根の上での作業は転落事故につながる

屋根の養生は、シートをかけて終わりではありません。飛ばないよう、1袋10kg以上ある土のうをいくつも屋根に運び上げる必要があります。

しかもブルーシートの表面は、濡れると非常に滑ります。ダイソーの商品説明にも「表面が濡れるとたいへん滑りやすくなる」と明記されています。

毎年、自分で作業しようとして屋根から転落する事故が起きています。修理業者が来るまで数日かかるとしても、室内でバケツや養生シートを使って水を受けるほうが安全です。

屋根に登る作業は専門業者に任せてください。100均のシートは、そもそも屋根養生に必要な強度を持っていません。

災害後に増える「点検商法」にも注意

台風のあとには、突然訪ねてきて屋根の不安をあおる業者のトラブルも増えます。

国民生活センターによると、屋根工事の点検商法に関する相談は2018年度の923件から2022年度には2,885件へと約3倍に増えました。契約した人の8割超が60歳以上という点も見逃せません。

手口や断り方は、国民生活センター「屋根工事の点検商法のトラブルが増えています」で公表されています。実家の高齢の家族にも共有しておくと安心です。

その場で契約せず、複数の見積もりを取る。困ったときは消費者ホットライン「188」に相談できます。

防災用に備えるなら、100均とは別に1枚

災害時のブルーシートの出番は、屋外かつ長期になりがちです。避難所での間仕切り、家財の一時保管、屋外での荷物カバーなど、どれも数日では終わりません。

備蓄用には#3000クラスを1枚。100均のシートは、その補助として汚れ役に回すのが現実的な組み合わせです。

失敗しない選び方4ステップ

店頭で迷わないよう、確認する順番を固定しておきます。サイズから考えると失敗しやすいので、場所から入ってください。

  1. 使う場所を決める(屋内か屋外か。屋外で数週間以上なら100均は候補から外す)
  2. 覆いたい範囲を測り、一回り大きいサイズを選ぶ(表示より実寸は小さい)
  3. 使う期間を決める(1日なら110円、数日以上なら大判か厚手)
  4. 固定方法を決める(風が当たるならハトメ8か所の330円か、重しを別に用意)

この4つのうち、多くの人が飛ばすのが4番目です。買ってから「押さえるものがない」と気づくと、結局その日は使えません。

ペットボトルに水を入れたものでも重しになります。シートと一緒に、紐や洗濯ばさみもかごに入れておくと確実です。

2畳サイズを2枚買って使い分けると便利です。1枚は作業用の汚れ役、もう1枚はレジャー用としてきれいに保てます。

長持ちさせる使い方と、捨てるときのこと

同じ110円のシートでも、扱い方で寿命はずいぶん変わります。数回で破れる人と、数年使い続ける人がいるのはそのためです。

寿命を縮める3つの原因を避ける

ポリエチレンのシートを傷めるのは、紫外線・熱・とがったものの3つです。

  • 使い終わったら屋外に置きっぱなしにせず、日陰で乾かして室内にしまう
  • 石や枝のある地面では、下に段ボールを1枚敷いて穴あきを防ぐ
  • バーベキューの炭や熱い鍋を直接置かない(熱で穴が開く)
  • 毎回同じ折り目でたたまず、たたむ向きを変えて折り目の割れを防ぐ
  • 汚れは洗剤ではなく、水かぬるま湯で洗い流す

冒頭に書いた「折り目からパリパリ割れる」現象は、たたむ向きを毎回変えるだけでかなり防げます。手間はほとんどかかりません。

濡れたまま袋に詰めてしまうと、においとカビの原因になります。乾かす手間を省いた結果、翌シーズンに使えなくなるパターンです。

破れたシートは切って使い切る

一部が破れても、全部を捨てる必要はありません。ハサミで切れるので、無事な部分を小さく切り出して使えます。

収納ケースの底に敷く、靴を入れる袋にする、植木鉢の受け皿の下に敷く。大判1枚を使い切る発想にすると、110円の元は十分に取れます。

処分の区分は自治体によって異なります。プラスチック製品として出す地域もあれば、大きさによって扱いが変わる地域もあるため、お住まいの分別ルールを確認してから出してください。

まとめ|100均のブルーシートは「短期・屋内・汚れ役」で強い

100均のブルーシートは、ダイソーの1.8m角110円が基本です。1㎡あたり約34円と、面積単価では最も安く手に入ります。

一方で、番手の表記がない薄手のシートである点は変わりません。屋根の応急処置や、季節をまたぐ屋外設置には向いていません。

レジャー、室内の養生、園芸作業。この3つに絞れば、110円は驚くほど働いてくれます。用途を見極めてから買えば、店頭で迷う時間もなくなります。

そして屋根の上だけは、プロに任せてください。110円で守れるものと、守れないものがあります。

よくある質問

Q
100均のブルーシートは防水ですか?
A

素材はポリエチレンなので、水そのものは通しません。小雨や地面の湿り気を防ぐ用途なら実用的に使えます。ただし生地が薄く、強い雨に長時間さらされると折り目や穴の周りから裂けやすくなります。本格的な雨よけには厚手のシートを選んでください。

Q
ダイソーで一番大きいブルーシートはどれですか?
A

約270×270cm(4.5畳サイズ)の330円商品です。公式に記載された商品サイズは260cm×260cmで、ハトメは8か所付いています。大判は店舗や時期によって欠品しやすいため、ダイソーネットストアで在庫を確認してから行くと確実です。

Q
100均のブルーシートは何回くらい使えますか?
A

使い方で大きく変わるため、回数を言い切ることはできません。屋内で敷くだけなら何度も使えますが、屋外に張りっぱなしにすると紫外線で短期間にもろくなります。日陰で乾かしてから室内にしまい、たたむ向きを毎回変えると寿命が延びます。

Q
車のボディカバー代わりに使えますか?
A

おすすめできません。風でシートが動くと、砂やほこりを巻き込んだ面が塗装をこすってしまうおそれがあります。飛散して周囲に迷惑をかける心配もあります。車には専用のボディカバーを使ってください。

Q
使い終わったブルーシートは何ごみで出せばよいですか?
A

分別の区分は自治体ごとに異なります。プラスチック製品として扱う地域もあれば、大きさによって区分が変わる地域もあります。ハサミで切って指定の袋に入る大きさにできるので、お住まいの分別ルールを確認したうえで出してください。

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